seigoy's diary

旅人間。山やスキー場、京都、アジア中心に彷徨ってます。それに伴って、カメラや車、パソコンが大好き。

夏焼山と大平宿、馬籠宿

朝8時、友人と待ち合わせて毎年恒例の大平峠の紅葉を見に向かう。天気予報が悪いから登山はあきらめていたのに、恵那峡SAまで来ると晴れ間が出てきたから急いで大平峠へ直行した。
10時半、峠頂上のトンネル脇の駐車場から夏焼山に向けて登りはじめる。あいかわらず急登な階段は息が上がって、友人を先行させつつ登った。昨日の筋肉疲れが残ってるのだろうか。でもカラ松の紅葉はめちゃくちゃ綺麗で、今年もこの景色が見られる事に感謝しながら上を目指す。カラ松の紅葉が終わるとその上はすでに紅葉は終わっていて、葉がない初冬の景色になり見通しがきく。こんな景色も大好きで、落ち葉の敷き詰めた道を静かに歩くのは本当癒された。
1時間で夏焼山山頂に到着。時折晴れても雲は多く北アルプスまでの展望は無理だったけれど、紅葉している山や終わった山などが一度に見渡せてなかなかいい景色で、全く人がいないから頂上は独占なのが気分良かった。しかも今回は久々にソロじゃない。ソロにはソロの良さがあるけれども、仲間と頂上からの景色を楽しめるのもいいものだ。
頂上からは北へ下ってみた。このあたりは県民の森としていろんな道が整備されていて、紅葉が終わってしまったブナやシラカバの木々が良い感じ。昼食ポイントはなかなかなくて、登山道が広くなったところで荷物を広げた。通り過ぎる登山者は1組しかいなかったし、本当に静かなところで良かった。
食後はさらに下って行こうと思ったら雲行きが怪しくなってきて、最短距離の再び山頂に登って下るルートを選択。これが大正解で、駐車場について10分くらいまったりとしていたら結構強い雨が降ってきた。今日は運がある。挨拶を交わしただけの同じように駐車場で休んでいたおじさんにはドリップしたコーヒーを頂き、嬉しかったし。
雨はどんどん強くなってくるものの、飯田側に下ってカラ松の紅葉をみて大平宿にも行ってきた。廃村になっても宿場は保存し続けているところで、雨が降ってると違った味があった。やっぱりここもお気に入り。そして、峠から見晴らせるところに建つ木曽見茶屋で五平餅も食べてきた。ガスって何も見えなかったけれど。
大平峠を下って、馬籠宿にも行ってきた。やはり雨が降っていて傘を差しながらの散策は、観光客がまばらで静かな馬籠宿を味わえた。友人がご馳走してくれた川上屋の「栗きんとん」も美味しかった。
今日はかなり運が味方してくれて、いい山歩きと街道歩きになった。やはりここは毎年外せないなぁ。


◆夏焼山登山道より                       






◆大平宿                            


◆馬籠宿