seigoy's diary

旅人間。山やスキー場、京都、アジア中心に彷徨ってます。それに伴って、カメラや車、パソコンが大好き。

高千穂と阿蘇山

朝起きたら、やっぱり雨が降っていた。9時過ぎまでだらだらしてたけれど、とりあえず移動しようと高千穂へ向かう。
高千穂へは以前からずっと行きたかった場所。雨でもと思っていたら、高千穂に近づくにつれて上がってきた。霧が渓谷を立ち上っていく風景もまた見事。国道は渓谷から凄い高いところを走っていく。橋の高さがだいたい200mだから驚いた。
高千穂に着いた頃には完全に雨は上がっていて、まずは高千穂峡を歩いた。断崖絶壁の細い渓谷に滝が落ちる風景は、他にはない見事なもの。1時間半待ちのボートは乗らなかったけれど、上から見るだけでも十分堪能できた。もう少し光が入れば良かったかも。
高千穂峡で気を良くして、次々と動き回る。ここ高千穂は霧島と並んで神話が多く存在するところで、「高千穂神社」や天照大神が岩屋に隠れた場所にある「天岩戸神社」にも行ってきた。特に天岩戸神社の奥にある、天照大神が隠れた時に神々が岩戸開きの相談した場所という「天安河原」はいい。河原の洞窟が、以前に行ったラオスのルアンバパーンの洞窟寺院とすごく似ていて、びっくりもした。
高千穂ではもう1つ、鉄道に乗ってみたかった。東洋一の橋脚の高さを持つ高千穂線に。でも第3セクターになった後、台風の被害に遭い存続できなくなり廃線されてしまった。終着の高千穂駅は保存のために公園として整備され復活も目指しているらしいが、悲しい。列車が走らない東洋一の橋脚も見に行ってきた。
ここに国を作った姿が見られる国見ヶ丘とか、まだ見たいところはあったけれど先を急ぐ。南阿蘇から阿蘇山へ行ってみた。中学生の頃に行ったことはあったけれどバスで通過する程度で、今回は立ち止まりながらじっくり雄大な景色を味わう。放牧された牛とか高山植物が良かった。そして阿蘇から黒川温泉に向かう途中、阿蘇を見返すポイントで夕暮れを見られたのは凄い偶然。めちゃくちゃ綺麗で感動した。
夜になって、評判がいい黒川温泉に到着。個性的で高級感がある旅館が建ち並んでいるんだけれど、500円で日帰り入浴もできるらしく秘湯100泉に選ばれたらしい「いこい旅館」に入ってきた。時間的に良かったのか全然人がいなくて露天風呂を独占できたし、半内風呂みたいな所にあった木の風呂もなかなか良い感じ。すべすべになる硫黄泉も良かった。いつかは泊まってみたいもんだなぁと、また出発。太宰府まで北上した。

高千穂峡                                      

◆高千穂神社                                     

◆天岩戸神社                                     

◆天安河原                                      

◆高千穂駅                                      

◆高千穂橋梁                                     

◆阿蘇山                                       











◆黒川温泉/いこい旅館