seigoy's diary

旅人間。山やスキー場、京都、アジア中心に彷徨ってます。それに伴って、カメラや車、パソコンが大好き。

東海自然歩道 武並〜岩村

登山に行こうと思ったけれど、あまり天気が良さそうじゃないから東海自然歩道を歩いてきた。のんびりとって行ったのに、登山よりハードだったかも。
以前歩き終えた国道19号の東海自然歩道橋からスタート。簡易舗装された少しアップダウンがある道を進む。見晴らしがきく所からは緑の田んぼが広がって気持ちよかった。特に棚田がいい。
1時間ちょっとで野井という集落に出たところで東海自然歩道を見失った。標識は多いのに、肝心な分岐点で標識がないことが多い気がする。見失ってから引き返さずに勘に頼って彷徨う癖は相変わらずで、1時間くらい余分に歩いた。結局は全く逆の方向に歩いてたみたい。余計な体力を使った。
野井からは山の中に入って登山道っぽくなる。途中にある小沢池は結構大きくて、なんか神秘的な雰囲気だった。この道は岩村城から中山道まで至る大名街道の名残。途中には茶屋場跡などがあって、昔はメイン道路だったんだなぁって思いながら歩いてた。
歩き始めから4時間以上経って、夕立山園地に到着。園地といっても東屋があるだけで、ここからアルプスが眺められるも曇っていて恵那山すら見えなかった。でもこの辺りは牧草地が広がってて気持ちよかった。
立山からは舗装道路がメインで続くも、ヘトヘト。岩村駅までの6kmが遠かった。でも休憩してるとおばちゃんが家から出てきて「車で送ってあげようか」って言ってくれたり、またもや道を見失ってたら親切に教えてくれる人に会えたり、温かい気持ちに触れて頑張れた。
18時前にようやく岩村駅到着。目の前で列車が発車し、嫌な予感がした。時刻表を確認すると、やっぱり1時間も列車がない。仕方なく昔懐かしいような駅のベンチで、本を読んでいた。偶然にも太宰小説でなかなかマッチしてたなぁ。
ヘトヘトですごく汗をかいて、かなり疲れた東海自然歩道だったけれど、緑の中を歴史の中を歩けてリフレッシュできた1日だった。


◆スタート                       
◆野井近くの棚田(恵那山が少し見える)          
◆小沢池                        


◆夕立山へ                       


◆夕立山からの下り                   


◆岩村駅                        


◆3万歩以上も歩いてた(15キロ以上歩いた計算)