seigoy's diary

旅人間。山やスキー場、京都、アジア中心に彷徨ってます。それに伴って、カメラや車、パソコンが大好き。

詩仙堂のサツキと清水寺御開帳

最近の疲れ切った体と心を癒しに友人と京都まで行ってきた。天気悪いのとインフルエンザを押しきって。
詩仙堂に着いたのは10時頃で、やっぱり雨だった。でも庭園のサツキは咲き始めた頃で、例年に比べると人が少なく座敷からゆっくり眺められたのは最高に気分良く落ち着かせてくれる。こんな事は初めてだった。インフルエンザ騒動も悪くない。眺めている間に雨はやみ、庭園に出て歩いたりもした。新緑が気持ちよく、サツキ以外の花々も咲いている。やっぱり詩仙堂は何度来てもいい所だった。アジサイはもう少し後かな。
雨もあがったから近くにある金福寺へも行ってきた。芭蕉や与謝蕪村、幕末の井伊直弼の下で動いた村山タカ女ゆかりの寺。芭蕉庵からは京都市内が眺められ、ここでも新緑が綺麗で良かった。庭園もなかなか良く、縁側で寝そべってる猫がほのぼのとさせてくれた。
昼になってランチに行ったのはインドカレー屋「ガラムマサラ」。通りかかって気になり入ったら強烈なキャラクターのおばあちゃんがいた。腰が90度近く曲がって出てくると、早口でメニューの説明を始める。そして芸能人が来ることやテレビに紹介されてること、遠くからのリピータが多いことなどをしゃべり続けた。この段階で席を立つ客も多いんじゃないかと思うくらい。でも、カレーは自慢するだけあって美味しかった。なんとも不思議なカレー屋は行かないとわからないかも。
昼からも雨は降ってなく晴れ間も出てきたから、明日まで御本尊御開帳(33年に一度で、今回は西国三十三カ所結縁開帳)している清水寺へ行ってきた。他よりかは人が多いものの清水としては全然少ない。修学旅行生が全くいないのもいい。御本尊を拝むところも並ばなくて入れた。いつもは金網越しに拝む仏像なども、すごく間近で拝められてありがたい気分になる。予定してなかったのに来られたというのもご縁があったのかな。御本尊からの綱を握りしめて、しっかりお参りしてきた。清水の舞台からの眺めをゆっくり堪能したり、胎内めぐりで暗闇を歩いたり、あり得ないほどゆっくりできた清水寺だった。産寧坂のイノダコーヒーも混んでなくて、まったりできた。
車で寺町通りまで移動して、アーケード商店街を歩く。本能寺の信長の墓にも参ったし、いろんなお店を見て回った。これだという物はなかったんだけれど、この辺りの商店街は歩いてるだけで面白い。新京極から三条通、鴨川まで歩き回って、帰る頃に夕立のような雨が降ってきた。京都市役所前の地下街に逃げ込んで難を逃れ車に戻れたのはラッキーだった。
帰ってきて万歩計を見たら19000歩。よく歩いて、すごく癒されて、中身が濃い京都だったなぁ。


詩仙堂                      



◆金福寺                      

 芭蕉庵からの眺め                 
ガラムマサラ                   
◆清水寺                      

◆信長の墓