seigoy's diary

旅人間。山やスキー場、京都、アジア中心に彷徨ってます。それに伴って、カメラや車、パソコンが大好き。

月山

昨夜は盛岡で高速に乗って、途中でギブアップ。朝からまた走って、山形の寒河江サービスエリアまでたどり着いた。仙台あたりで降ってた雨もあがっていたけれど、曇り空で午後から晴れるという予報を信じて時間を潰し、昼前に月山へ入る。
晴れ間は見えるものの、スキー場上部は雲の中。でも晴れる事を信じて、水や食料、カメラなどをパッキングして、更にはスキー板とスノーシューをザックに取り付けて出発した。ここは駐車場からリフト乗り場までかなり歩かなくてはならない。
リフト終点まで来ても、ピークは見えない。相変わらずの急斜なバーンを前にしてハイクをやめようかと思ったけれど、ここまで来て帰るのもなぁと思い、スキー板を再びザックに付けスノーシューを履いて登り始める。かなりの急斜面でもスノーシューは調子よかった。アイスバーンも強く蹴り込めば、しっかりグリップしてくれる。でも体の方が、昨日までの筋肉痛と腰痛で限界近かった。
それでも今年もピークまで登れた。しかし、何も見えないし、かなりの強風で体ごと飛ばされるくらいで、久々に顔や手が凍える体験をした。カメラのバッテリもすぐ使えなくなったし…。
ピークで食事どころじゃなく、すぐ下山。風が弱まり視界が開けたところまで滑り降りたときは、すごくホッとした。ここからは本来の滑りを楽しむ。山全体がオープンバーンで長距離だからすごい。途中の大斜面と呼ばれるところは、無数のかなり長いコブラインがあって、深さも様々だから適度なラインを選んで滑った。ハイクでかなり足首が温まっていたのか、面白いように攻めの滑りが出来て楽しい。でも、これで終了した。もう笑えるように体の限界が来ていた。車まで戻ったら何もしたくなくなり、こんな感覚は久々で心地よくもあった。天気には恵まれなかったものの、やっぱり月山も楽しいところだ。
月山を下り、最上川温泉で体を癒し、山形市内まで来た。今日中に高速に乗れば1000円で帰れるから、徐々に南下するつもり。


◆月山の大バーン                      
◆リフト終点からピークを望むけれど…            
◆スキー、スノーシューを付けるとかなりの重量に       
◆一応撮ってみたら、この後バッテリが使えなくなった     
◆駐車場に帰ってもピークは見えない