seigoy's diary

旅人間。山やスキー場、京都、アジア中心に彷徨ってます。それに伴って、カメラや車、パソコンが大好き。

播磨灘物語〈1〉

新装版 播磨灘物語(1) (講談社文庫)

新装版 播磨灘物語(1) (講談社文庫)


豊臣秀吉の軍師「黒田官兵衛」の生涯を書いた小説。1巻目では先祖が北近江から備前福岡、播磨姫路へ流浪し、そこから官兵衛の父の代で小寺家の筆頭家老になっていく。流浪の身からいろんな人から信頼を受けて筆頭家老まで上っていく課程がおもしろかった。そして官兵衛の父は息子の方が器量があると判断して、官兵衛は若くして筆頭家老になり織田との接触を試みる。さすが軍師となっていくだけあって行動もおもしろい。