seigoy's diary

旅人間。山やスキー場、京都、アジア中心に彷徨ってます。それに伴って、カメラや車、パソコンが大好き。

ばあちゃんとのお別れ

4日夜、ばあちゃんが95歳で亡くなった。12月から危ないと言われていたけど、何回か心臓が止まっても復活したばあちゃんはすごい。結局、自分の干支になるまで生きたのだから。今日、火葬場で骨を見たときはすごく悲しかったけど、95歳まで生きたことは喜ばしいことだと思う。戒名も「寿恵」という素晴らしい名前だった。
本当にばあちゃんには可愛がってもらい、正月やお盆に高山のばあちゃんの家へ行くのが楽しみでしょうがなかった。その中でも一番の思い出は、小学4年の時(旅をする原点にもなった)初めて1人で普通列車を乗り継いで高山へ行った時。1人で駅から家まで行けるのに、ばあちゃんが駅まで出迎えに来てくれていたのが嬉しかった。そして帰る時も、見送りを断っても駅まで付き添ってくれて、手を振って見送ってくれた姿が忘れられない。今でも海外とかで宿の人とかに見送られることがあるけど、必ずばあちゃんの事を思い出す。
明治から生きてきて、自分が高校や成人になるまでには「あの世」へ行っていると豪語していたばあちゃん。「あの世」でゆっくり出来ることを祈るばかり。