seigoy's diary

旅人間。山やスキー場、京都、アジア中心に彷徨ってます。それに伴って、カメラや車、パソコンが大好き。

白駒池から高見石

朝4時、目覚ましに起こされる。体は十分に冷え切っていて、急いでランタンとコンロに火を付けテント内を暖める。まだ外は暗かったから朝食を作った。山道具屋で売っていた梅のおかゆを食べたがうまいともまずいとも言えない味で、まぁ非常食には良いだろうと思った。そして外が明るくなり始め撮影に行ったけど、雲が一面に広がり期待してた朝日はダメだった。
7時頃、テントは張りっぱなしで高見石へ向かう。高見石までは30分の距離で朝一番で動く距離には丁度良い。そして高見石小屋に着き、そこから展望台まで登り道は石から石に飛び移るすごい急登だったけど、そこからの眺めは最高だった。眼下には白駒池が見え、そこから蓼科山まで穏やかな北八ヶ岳の景色が広がっているし、空は青空が見え始めた所で爽やか。しばらく時間を忘れて眺めていた。

高見石からは天狗岳を目指して登り始めるが、道は自分が苦手なつるつるの石が無造作に並んでいる道。1時間以上かけて中山という所まで登ったけど、このまま登ったら、またこの道を下ってテントを片づけて帰る自信はないなぁと思い、泣く泣く下山することにした。ただ、この道はすごく森が深く、道の脇は苔だらけで、マイナスイオンたっぷりといった感じ。何回か大休止して緑を満喫した。
12時、白駒池まで降りると天気がすごく良くなって、紅葉が一段と綺麗になっていた。その反面、人もかなり多くなっていて撮影が大変。キャンプ場まで戻る道で何カ所か順番待ちをして撮影した。

キャンプ場で昼食を食べ、テントを撤収。なんとか担いで下る体力は残っていて、無事に下山することが出来た。
帰りは、蓼科の渋川温泉で入浴。秘湯だけあって泉質も雰囲気も良かったけど、シャワーがなかったのが残念。昔からの温泉だからしょうがないけど、露天風呂から直接入れる20mプールがあったのは疑問だった。そのプールも結構古そうで何のために作ったのだろうか?